「猫の恩返し」キャラクター紹介


ここは、本編にでできた登場人物の紹介のコーナーです



猫の国。
それは、時間の止まった国。
日がな一日ゴロゴロ。
美味しいものを一杯食べて、昼寝して、
イヤなことも全部忘れて。
猫の国。
それは、自分の時間を
生きられないやつのいくところ。
だけど、このまま、

猫になっても、いいんじゃないッ?



主人公はハル。成績、スポーツ、容姿その他なんでも普通の、どこにでもいるフツーの女の子。
ただ遅刻がちょっと多いのだけれど。その日も朝から遅刻して、なんとなくついてない感じがした。
親友のヒロミとグチをこぼしながら下校していると、トラックに轢かれそうな猫が・・・
慌ててヒロミのラクロスラケットで、間一髪のところを救い出す。すると、猫がすくっと立ち上がり、
まるで人間のように喋ってお礼を言ったのだ。唖然とするハル。
しかしこれは、これから始まる大事件の序章に過ぎないのであった・・・



ハル 本名は吉岡ハル。成績、容姿、その他全部普通のどこにでもいる女子高生。お母さんと二人暮しをしている。
明るくてさっぱりした性格だが、周りに流されやすい。寝坊するなど、ドジなところも。
クラスメイトの町田君のことが好き。口癖は「〜かも」
バロン 本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。普段は猫の人形の形をしている。
実は、不思議な問題を解決する猫の事務所「地球屋」の主人。
本人特製の紅茶がウリ。ムタとは「ケンカするほど仲がいい」間柄にある。
ムタ バロンの仲間。十字街でよく昼寝をしている。
口は悪いが根は優しい。ムタという名前のせいか「ブタ」と呼ばれると気を悪くする。
猫の国では悪名高いお尋ね者になっている。トトとは仲が悪い?
トト 男気あふれるカラス(原作ではカササギ)バロンの翼代わり。
ムタとはからかいあう仲だが、いざという時には協力しあう。
ちょっとだけ短気である。
猫王 わがままで自己中心的な猫の国の王様。
やることなすことムチャクチャな猫。一応家臣の信頼はあるみたいだけど・・
暴走すると手がつけられない。
ナトリ 猫王の第一秘書。忠実な部下。
ナトル 猫王の第二秘書。おっちょこちょい。お礼のためにハルのもとにやってきた
ルーン ハルに助けられた猫。実は猫の国の王子。
猫王とは正反対で、まじめな性格をしている。
ユキ 猫の国にいる真っ白な猫。ハルのことを助ける。ハルと過去に何が??
ハルの母 パッチワークの仕事をしている。ハルとは仲がいい。
ひろみ ハルの親友。ラクロス部に所属している。はっきりした性格の持ち主。
町田くん ハルが気になるクラスメイト。
チカ メガネをかけたハルのクラスメイト。声は雫役の本名陽子さん。


知って得する豆知識
知ってる方も多いと思いますが、『猫の恩返し』は『耳をすませば』の雫が書いた物語、
という位置付けになっています。
原作者の柊あおいさんによれば、
『宮崎氏に「バロンとムーンを使って物語を書いて欲しい」と依頼されたときに、
『耳をすませば』とつながりを持ちつつ、バロンを登場させるために、
雫が書いた物語という風にしよう。
『耳をすませば』の中で雫は、まだ物語を書く年齢に達していないけれど、
その後成長して、かつて書いた「バロンが旅する物語」を書き直しているのではないか、
大人になった雫が書いたもの、という風にしよう』

と決めたそうです。
そうすることで『猫の恩返し』と関連性を持たせた、ということらしいです

どちらかしか見てない方、両方見ると作品の広がりが出るかも知れませんよ!!